尿路上皮がんへのキイトルーダとパドセブ、実臨床での成績は

免疫関連有害事象/皮膚障害発現例は予後良好も管理が重要

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 転移性尿路上皮がん(mUC)の治療薬として近年、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)などの免疫チェックポイント阻害薬やNectin-4を標的とする抗体薬物複合体(ADC)エンホルツマブ ベドチン(商品名パドセブ)が登場している。大阪公立大学泌尿器病態学講師の加藤実氏は、実臨床においてペムブロリズマブまたはエンホルツマブ ベドチンの単剤療法を受けたmUC患者を対象とする後ろ向き研究の結果を第112回日本泌尿器科学会(4月17~19日)で発表。免疫関連有害事象(irAE)や皮膚障害の発現例は予後が良好だったものの、有害事象(AE)の管理が重要であると解説した。

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