陰圧閉鎖療法、治癒までの期間短縮せず

英・RCTで通常治療と比較

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 二次治癒を目的とした外科的創傷治癒(SWHSI)における陰圧閉鎖療法(NPWT)の使用は、有効性のエビデンスがないにもかかわらず急増している。英・University of YorkのCatherine Arundel氏らは非盲検多施設共同ランダム化比較試験(RCT)SWHSI-2を実施。SWHSIにおけるNPWTによる創傷治癒までの期間短縮効果を通常治療と比較、検討。「通常治療と比べ、NPWTが創傷治癒までの時間を短縮するというエビデンスは得られなかった」とLancet2025; 405: 1689-1699)に報告した(関連記事「創部への陰圧閉鎖療法、早期離床に有用」)。

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