QOLも改善?ゼップバウンドの+α効果に注目

SURMOUNT-2における自己申告QOLアウトカムの検討

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 肥満症や2型糖尿病は、身体的合併症だけでなく、健康関連QOL(HRQOL)の低下にも密接に関与している。近年、体重減少効果に注目が集まるGIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドが、患者自身によるQOL評価にどのような影響を与えるかが注目されている。米・Eli Lilly and CompanyのTheresa Hunter Gibble氏らは、第Ⅲ相臨床試験SURMOUNT-2に参加した肥満または過体重の2型糖尿病患者を対象にチルゼパチドのHRQOL改善効果を検討。その結果、プラセボに比べチルゼパチド治療はHRQOLを改善させることが分かったDiabetes Ther2025; 16: 977-991)に報告した(関連記事「減量だけじゃない!ゼップバウンドの意義」)。

編集部注:チルゼパチドの2型糖尿病治療薬としての商品名はマンジャロ、肥満症治療薬としての商品名はゼップバウンド

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