〔ASCO 2025〕ES-SCLCの一次維持療法、lurbinectedin+アテゾでPFSとOS改善 IMforte試験 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする 〔編集部から〕2025年5月30日〜6月3日に行われた米国臨床腫瘍学会(ASCO 2025)より、注目演題の要点をレポートします。 (Infographic ©️Medical Tribune) 学会名:米国臨床腫瘍学会(ASCO 2025) 学会レポート一覧を見る 会期:2025年5月30日〜6月3日 演者:Luis G. Paz-Ares氏(スペイン・Hospital Universitario 12 de Octubre) 背景 進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)の一次治療において、プラチナ製剤+エトポシド+PD-1/PD-L1阻害薬の併用療法により成績の改善が得られているものの、長期生存率の向上には限界がある RNAポリメラーゼⅡ阻害薬lurbinectedinは、前臨床試験において免疫チェックポイント阻害薬との相乗効果により、高い腫瘍退縮効果を発揮することが報告されている 国際第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験IMforteでは、カルボプラチン+エトポシド+PD-L1阻害薬アテゾリズマブによる一次導入療法後に進行を認めなかったES-SCLC患者を対象に、維持療法としてのlurbinectedin+アテゾリズマブ併用療法(Lurbi併用群)とアテゾリズマブ単剤療法(アテゾリズマブ群)の有効性および安全性を検討した 試験概要 組み入れ基準 ①導入療法後に、奏効〔完全奏効(CR)、部分奏効(PR)〕または病勢安定(SD)が持続、②全身状態(ECOG PS)0/1 介入 ●Lurbi併用群(242例):Lurbinectedin 3.2mg/m²+アテゾリズマブ1,200mgを3週間隔で静注投与●アテゾリズマブ群(241例):アテゾリズマブ1,200mgを3週間隔で静注投与 主要評価項目 独立評価機関(IRF)の判定による無増悪生存(IRF-PFS)、全生存(OS) 副次評価項目 担当医師の評価によるPFS(INV-PFS)、全奏効率(ORR)、奏効持続期間(DOR)、安全性 参考になった 名の医師が参考になったと回答 記事をクリップ 記事をクリップして、あとでマイページから読むことができます Facebookでシェアする Xでシェアする Lineでシェアする ×