〔ASCO 2025〕dMMR有するステージⅢ転移性大腸がん、mFOLFOX6にアテゾリズマブ併用で再発・死亡リスク50%低下
ATOMIC

- 学会名:
米国臨床腫瘍学会(ASCO 2025) - 学会レポート一覧を見る
会期:2025年5月30日〜6月3日
演者:Frank A. Sinicrope氏(米・Mayo clinic)
背景
- ステージⅢの大腸がんに対する標準的な術後補助化学療法としては、dMMR(ミスマッチ修復機構欠損)の有無を問わずフルオロピリミジン系薬とオキサリプラチンが併用される。しかし、15%程度の大腸がんにはdMMRが存在し、フルオロピリミジン系薬に抵抗性を示す
- 術後補助化学療法を実施しても、約30%のステージⅢ大腸がん患者では再発が見られる
- dMMRが認められ転移を伴う大腸がん患者に対する治療薬として、免疫チェックポイント阻害薬が承認されているが、外科切除後のdMMRを有するステージⅢ大腸がんに対する同薬の有効性は不明である
- 上記の患者に対する術後補助化学療法に併用する抗PD-L1抗体アテゾリズマブの有効性を多施設共同第Ⅲ相ランダム化比較試験ATOMICで検討した
試験概要

- 組み入れ基準
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①12歳以上、②ステージⅢ結腸腺がんに対する治癒切除を組織学的に確認、③免疫染色によりdMMRを確認、④全身状態(ECOG PS)2以下、⑤化学療法および放射線療法未実施など
- 介入
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mFOLFOX6+アテゾリズマブ(アテゾリズマブ併用)群(355例):mFOLFOX6+アテゾリズマブ(840mg静注1回/2週間)を6カ月継続後、アテゾリズマブ単独投与(840mg静注1回/2週間)を6カ月継続、mFOLFOX6群(357例):mFOLFOX6を6カ月継続
- 主要評価項目
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無病生存(DFS)
- 副次評価項目
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全生存(OS)、有害事象(AEs)プロファイル
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