米食品医薬品局(FDA)は、複数のA型ボツリヌス毒素注射製剤を眉間のシワ治療に対して承認しているが、効果を定量的に比較した研究は行われていなかった。米・University of PennsylvaniaのMehdi S. Lemdani氏らは、4種類のA型ボツリヌス毒素製剤が女性の眉間の緊張に及ぼす影響を、二次元(2D)画像から三次元(3D)モデルを再構築するフォトグラメトリ技術を用いて客観的かつ定量的に評価。製剤により効果発現の速さや効果持続期間が異なることをJAMA Dermatol(2025年5月28日オンライン版)に報告した。