腎細胞がんの新機序薬ベルズチファンとは?

正常臓器の機能温存に期待

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする
感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 先月(2025年8月)18日、フォン・ヒッペル・リンドウ(VHL)病関連腫瘍およびがん化学療法後に増悪した根治切除不能・転移性の腎細胞がん(RCC)に対する新機序の治療薬として、経口低酸素誘導因子2アルファ(HIF-2α)阻害薬ベルズチファン(商品名ウェリレグ錠40mg)が発売された。同薬を製造販売するMSDが9月10日に東京都で開催したメディアセミナーで、横浜市立大学泌尿器科学准教授の蓮見壽史氏が「VHL病患者における正常臓器の機能温存に資すると考えられる」など同薬が登場した意義について解説した。(関連記事:「VHL病に対する全身療法として初、経口低HIF-2α阻害薬ベルズチファンが発売」)

  • Facebookでシェアする
  • Medical Tribune公式X Xでシェアする
  • Lineでシェアする