医工連携におけるコンソーシアムとプラットフォーム
統合プログラム6(W)(JDDW・日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会・日本肝臓学会・日本消化器外科学会・日本消化器がん検診学会)
11月1日(土) 14:00~17:00 第6会場(ポートピアホテル南館 大輪田B)
中島 清一 氏
大阪大大学院・次世代内視鏡治療学
浦岡 俊夫 氏
群馬大・消化器・肝臓内科
炭山 和毅 氏
東京慈恵会医大・内視鏡医学
古川 浩一 氏
新潟市民病院・医療技術部
廣瀬 亮平 氏
京都府立医大大学院・消化器内科学,京都府立医大大学院・感染病態学
佐藤 圭吾 氏
群馬大大学院・消化器・肝臓内科学
佐々木 文郷 氏
鹿児島大大学院・消化器疾患・生活習慣病学
杵川 文彦 氏
総合病院回生病院・消化器科
小林 伸也 氏
香川大・消化器・神経内科,高松中央インタークリニック
久米 恵一郎 氏
産業医大・3内科
大野 正芳 氏
北海道大病院・光学医療診療部
稲富 理 氏
滋賀医大・消化器内科
樺 俊介 氏
東京慈恵会医大・内視鏡医学
森田 圭紀 氏
神戸大大学院・医療創成工学
菊池 大輔 氏
消化器と診断・治療内視鏡クリニック,虎の門病院分院・消化管センター内科



技術革新の歴史を見ると、消化器内視鏡の発展は工学的進歩と密接に関わっており、医学だけでなく広く社会に革新的ソリューションを提供できる可能性を示している。しかし、司会の中島清一氏は「日本では病院と企業、大学と企業というような、1対1対応の連携に基づき医療機器の研究開発が進められてきた。成功事例はあるものの、普遍的なシステムではない上、限界がある。ニーズに応じた医療機器を世に送り出すためには研究開発コンソーシアム/プラットフォームの構築が不可欠だが、整備が遅れているのが現状だ」と指摘する。今回のセッションでは「開発の方向性やアプローチ方法といった各論に加え、医療機器の研究開発における日本の医工連携の在り方を分野横断的にディスカッションしたい」と述べる。
医工連携の成功事例や課題、将来を見据えた取り組みなど12演題で構成
まず、古川浩一氏が各種コンピュータ検出支援(CAD)/予後予測の人工知能(AI)開発における医工連携の経験から見えてきた課題や、組織・体制の在り方などについて発表。医工連携の成功事例として、廣瀬亮平氏は先端アタッチメント付きの新規コールドスネアポリペクトミー専用スネアの開発プロセスを、佐藤圭吾氏は人工合成自己組織化ペプチド技術を応用した消化器内視鏡治療用新材料の開発について、それぞれ報告する。
強固な接着力がある高接着性ゼラチン疎水化ミクロ粒子に注目する佐々木文郷氏は、内視鏡治療後の出血予防における有用性について発表。杵川文彦氏は、新しく開発された胃瘻造設患者に対する胃内圧測定システムを用い、胃電図との比較および生存期間と胃運動との関連について検討した結果を紹介する。
小林伸也氏は、消化管異物や大型切除片、硬い腫瘍などを確実に回収する内視鏡用バルーン展開型回収デバイスの開発に関し、前臨床試験結果とともに紹介する。久米恵一郎氏は、内視鏡装着デバイスの社会実装と医工連携による内視鏡ロボットの開発プロセスを解説する。
新規生体吸収性素材を用いた内視鏡的絆創膏の共同開発を進めている大野正芳氏、独自のコンソーシアム型プラットフォームを通じて複数企業と内視鏡医療機器開発を展開している稲富理氏は、日本における医工連携プラットフォームの在り方や持続可能なイノベーション戦略などに言及する。
樺俊介氏は、若手研究者らがインキュベーションプログラムを活用して開発した、モバイル型内視鏡トレーニングシステムの医工連携プロジェクトを紹介。医療機器開発に必要な日本型エコシステム構築および人材育成に関する取り組みについて発表するのは森田圭紀氏。菊池大輔氏は、2008年以降に手がけた内視鏡関連機器11デバイスの開発経緯を振り返り、今後の開発に向けた課題などをまとめる。
中島氏は「本来、コンソーシアムやプラットフォームを包含する医療機器の研究開発におけるエコシステムの整備は、国によるトップダウンではなく、現場からのボトムアップにより行われるべきだと考えている。そのためには、民間の力が欠かせなく、医師会員はもちろんのこと、ぜひ産業界関係者にも積極的に参加していただきたい」と呼びかけた。

第68回日本消化器病学会大会
[会長]海野 倫明
東北大学大学院 消化器外科学
第112回日本消化器内視鏡学会総会
[会長]石原 立
大阪国際がんセンター 消化管内科
第30回日本肝臓学会大会
[会長]波多野 悦朗
京都大学大学院 肝胆膵・移植外科
第24回日本消化器外科学会大会
[会長]上野 秀樹
防衛医科大学校 外科
第64回日本消化器がん検診学会大会
[会長]三上 達也
弘前大学大学院 先制医療学
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