東京大学整形外科学の種子島岳氏らは、変形性膝関節症(膝OA)の有病率を10年間にわたり追跡した大規模住民コホートROAD studyの結果を第27回日本骨粗鬆症学会(9月12~14日)で発表。「2005~15年の膝OAの有病率は減少傾向にあり、骨粗鬆症や変形性股関節症(股関節OA)の結果と合わせると、日本人の骨関節は若返っていることが示唆される」と述べた。(関連記事「重症変形性関節症は要支援・要介護のリスク」)