日本において今年(2025年)、承認された治療抵抗性高血圧に対する腎デナベーションシステムについて、日本高血圧学会、日本心血管インターベンション治療学会、日本循環器学会は9月29日までに、適正使用に向けた3学会合意事項を発表した。同システムは今年8月に刊行した『高血圧管理・治療ガイドライン2025』(以下、GL 2025)で補助療法として新たな治療選択肢となりうることが明記された。今回、臨床応用に向け「適応基準の明確化」を含む3点を強調している。(関連記事「アプリと腎デナ、新降圧治療の有効性は」「治療抵抗性高血圧の定義統一した腎デナ試験」)