【ワシントン時事】トランプ米大統領は9月30日、米製薬大手ファイザーの処方薬の価格を大幅に引き下げることで合意したと発表した。同社が他国から医薬品を輸入する際の関税には、3年間免除する猶予を与えた。ブーラ最高経営責任者(CEO)は今後数年間で700億ドル(約10兆円)を米国で投資すると明らかにした。 ホワイトハウスで記者団に語った。米政権は、消費者が医薬品を直接購入できる専用サイトを2026年前半にも立ち上げ、政府が承認した割引価格でファイザーなどの医薬品を販売する。同社は、低所得者向け医療制度「メディケイド」の対象となる一部医薬品を50%程度割り引いた価格で販売する。 (2025年10月1日 時事メディカル)