HER2陽性肺がんに対する新規TKI登場

ゾンゲルチニブの有効性と臨床的位置付け

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 肺がんにおけるHER2遺伝子変異は、非小細胞肺がん(NSCLC)の約3%と比較的まれであり、若年・女性・非喫煙者・腺がんに多いという特性を持つことが知られている。国立がん研究センター東病院副院長で呼吸器内科長の後藤功一氏は、日本ベーリンガーインゲルハイム主催のプレスセミナーでHER2遺伝子変異陽性NSCLCに対する治療の最新状況について報告し、今年(2025年)9月に承認、11月に発売されたHER2選択的チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)ゾンゲルチニブ(商品名ヘルネクシオス)の臨床成績についても解説した。(関連記事「ゾンゲルチニブ、HER2陽性進行性NSCLCで承認」「国内初、HER2陽性進行性NSCLCの経口治療薬ゾンゲルチニブが発売」

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