凍結 vs. 液体、保存血小板の止血効果は

在庫確保の課題を克服できるか

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 従来の血液製剤である液状保存血小板は、輸血が必要な大出血管理において不可欠だが、保存期間はわずか5〜7日と短い。そのため病院での在庫確保が難しく、大量の廃棄が生じるという課題がある。一方、凍結保存血小板は-80℃で最大2年間保存できるものの、止血効果に関するエビデンスが不足している。オーストラリア・University of QueenslandのMichael C. Reade氏は、心臓外科手術における止血効果について凍結保存血小板の液状保存血小板に対する非劣性を検証し、結果をJAMA2025年12月8日オンライン)に発表した。

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