妊娠中に不安または不眠を訴える女性は年々増加し、いずれも妊婦の4割前後が経験するとされる。それに伴い、妊婦に対するベンゾジアゼピン(BZD)系薬の処方も増えているが、妊娠有害転帰との関連が懸念される。台湾・National Cheng Kung UniversityのBrian Meng-Hsun Li氏らは、妊娠中のBZD系薬使用と妊娠有害転帰との関連を検討する全国規模の傾向スコアマッチング研究を実施。その結果、BZD系薬非使用の対照群と比べ使用群では早産リスクが有意に20%高く、有害必要数(NNH)は94だったとJAMA Intern Med(2025年12月22日オンライン版)に報告した。