高齢者への低用量アスピリンにがん予防効果なし

中央値8.6年の延長追跡研究ASPREE-XT

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 アスピリンは世界中で頻用されている非ステロイド抗炎症薬。オーストラリア・Monash UniversityのSuzanne G. Orchard氏らは、高齢者への低用量アスピリン投与ががん発症やがん死亡に及ぼす影響を検討したランダム化比較試験(RCT)ASPREEについて、RCT解除後の観察期間も含めた延長追跡研究ASPREE-XTを実施。「RCT期間と解除後期間の合計で中央値8.6年の追跡の結果、高齢者に低用量アスピリンを投与してもがん予防効果は認められず、がん死亡リスクはむしろ上昇した。ただし、RCTを解除した薬剤中止後はこれらの悪影響は持続しなかった」とJAMA Oncology2026年1月29日オンライン版)に報告した。(関連記事「GLP-1RA vs. アスピリン、大腸がん予防効果は?」、「アスピリンで糖尿病発症を予防?!」)

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