昨年(2025年)11月、国内初の萎縮型加齢黄斑変性(AMD)治療薬としてアバシンカプタド ペゴル(商品名アイザベイ)が発売された(関連記事「加齢黄斑変性治療薬アイザベイを発売」)。新生血管型AMD(nAMD)は血管内皮増殖因子(VEGF)阻害薬の登場により治療法が確立された一方、長らく治療薬が存在しなかった萎縮型AMDにとって大きな一歩である。アステラス製薬が1月29日に本社(東京都)で開催したプレスセミナーでは、横浜市立大学視覚再生外科学主任教授の門之園一明氏が登壇し、アバシンカプタド ペゴルの臨床試験結果に触れながら地図状萎縮(GA)を伴う萎縮型AMDの病態と治療について解説。「GAの進行を抑制する治療薬が登場したことで、患者のQOL維持に新たな選択肢が加わった」と強調した。(関連記事「日本人における萎縮型加齢黄斑変性の特徴とは」)