聴覚障害が心代謝多疾患併存リスクと関連
重度障害で54%、60歳超の重度障害では70%上昇
心代謝性多疾患併存(CMM)とは、糖尿病、心血管疾患(CVD)、脳卒中など2つ以上の心代謝性疾患が併存する状態を指す。世界的な高齢化の加速に伴い有病者が急増しており、中高年者における公衆衛生上の問題となっている。中国・Guangxi University of Chinese MedicineのXiao-Duo Zhang氏らは、中国健康・退職縦断研究(CHARLS)のデータを用いてCMMと聴覚障害の関連を検討。その結果、正常聴力者と比べ軽度聴覚障害者はCMMリスクが32%、重度聴覚障害者では54%いずれも有意に高く、特に60歳超の重度聴覚障害者では70%のリスク上昇が認められたとSci Rep(2026年4月4日オンライン版)に発表した。(関連記事「聴覚障害は心不全の発症リスク」)
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