キネシオテーピングは本当に効くのか?
128本のシステマティックレビューが示した不確実なエビデンス
キネシオテーピング(KT)は1970年代に開発されて以来、筋骨格系疾患(MSDs)の疼痛緩和や可動域改善を目的に広く臨床応用されてきた。皮膚を持ち上げることで感覚受容器を刺激し、局所血流を改善するという作用機序が提唱されているが、これまでの臨床試験では一貫した結果が示されておらず、実臨床における有効性と臨床的意義は不明確なままだった。中国・Southern Medical UniversityのQingcong Mo氏らは、システマティックレビュー128本のオーバービューおよびエビデンスマッピングを用い、MSDsに対するKTの有効性を包括的に解析。結果をBMJ Evid Based Med(2026年3月31日オンライン版)に発表した。研究数の多さに反して研究の質に課題が残り、エビデンスの不確実性が浮き彫りになった。
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