サノフィは第51回欧州糖尿病学会(EASD 2015;9月14~18日,スウェーデン・ストックホルム)に先立ち,ドイツ・フランクフルトの生産拠点Industriepark Höchst(写真1)を日本メディアに初公開した。同工場はこのほど発売された新規持効型溶解インスリン製剤インスリン グラルギン300単位/mL(ランタスXR®,以下U300)など糖尿病関連製品の生産を担う同社最大規模の旗艦工場であり,糖尿病領域における研究・開発の拠点でもある。