ペプチドワクチン療法の有効性を認めた成績相次ぐ
膠芽腫をはじめとする神経膠腫の治療には,テモゾロミド(TMZ)などの標準治療に加えうる新たな治療法の開発が必須とされている。京都府立医科大学大学院脳神経機能再生外科学教授の橋本直哉氏(前大阪大学脳神経外科)らが手がけているWT1(Wilms Tumor 1)蛋白を標的としたペプチドワクチン療法は臨床応用が待望されている治療法の1つといえる。同氏は今回,同ワクチン療法の臨床試験の進捗状況を総括し,神経膠腫に対する免疫療法実現の可能性について,日本脳神経外科学会第74回学術総会(10月14〜16日,会長=北海道大学大学院脳神経外科教授・寳金清博氏)のシンポジウム「神経膠腫に対する新たな治療戦略」で言及した。
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