日本糖尿病学会と日本癌学会合同の「糖尿病と癌に関する委員会」は,第2回委員会報告を各学会の公式サイトで発表した(関連記事1,2)。今回,同委員会が報告したのは,これまで検討不十分であった糖尿病患者の血糖管理とがん発症リスクについて。しかし,現時点では質の高いエビデンスは存在せず,血糖管理による発症への影響に結論は出なかった。