飯塚陽子氏(東京大学糖尿病・代謝内科)は2011年から,糖尿病患者が急増する中国で日本式糖尿病チーム医療を行うプロジェクトを推進している。同氏が率いる医療チームの取り組みにより,患者の糖尿病に対する知識や意識が向上し,血糖管理が改善するなどの成果が上がっている。同氏によると,この取り組みは日本の医療にも大きな利点があるという。