英・Cardiff UniversityのPeter C. Elwood氏らは,大腸がん・乳がん・前立腺がんに関する観察研究42件とランダム化比較試験(RCT)5件のデータをメタ解析した結果,低用量アスピリンを服用しているがん患者では非服用患者に比べて死亡率が約15〜20%低かったとPLoS ONE(2016; 11: e0152402)で報告した。