米食品医薬品局(FDA)は6月28日、1~6型の全ゲノタイプの慢性C型肝炎治療薬としてソホスブビルとvelpatasvirの合剤であるEpclusaを承認したと発表した。全ゲノタイプに使用できる初の慢性C型肝炎治療薬となる。1日1回の経口薬で服薬が簡便なだけでなく、リバビリン併用など多剤療法が必要となる場合が多かったゲノタイプ2型および3型でもEpclusaのみで高い著効率が得られたとする第Ⅲ相臨床試験の成績が報告されているという。