近年、坐位行動は身体活動とは独立した健康リスクであることが示唆され、坐位行動時間が長いと中強度〜高強度の身体活動を行っていても死亡率や心血管疾患の罹患率が高くなることなどが報告されている。東京医科大学公衆衛生学分野の福島教照氏は、坐位行動について職業との関連の視点から検討し、第90回日本産業衛生学会(5月11〜13日)で結果を報告した(関連記事)。