日本医科大学皮膚科准教授の藤本和久氏は、Helicobacter pylori(H. pylori)除菌療法による薬疹の原因薬剤について検討を行い、「服用終了後に発症する例は重症化傾向にあり、重症例の過半数はアモキシシリン(AMPC)が原因であった」と第66回日本アレルギー学会(6月16〜18日)で述べた。