日本透析医学会は4月17日、これまで年次学術集会・総会で公表してきた「わが国の慢性透析の現況」の速報値について、今後は中止すると発表した。わが国の透析患者数は2021年をピークに減少に転じることが推定されている。そのため、このまま公表を続けた場合、数人の差であっても速報値と確定値に分かれ、混乱を招く恐れがあると判断したためだ。