うつ病の治療などに用いられる選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、血小板凝集を抑制する作用を有することから、出血性疾患への影響が懸念されている。カナダ・McGill UniversityのAntonios Douros氏は、多数例を対象とした後ろ向きコホート研究で、SSRIを中心とした抗うつ薬におけるセロトニン再取り込み阻害作用の強さと虚血性脳卒中の発症リスクとの関連について検討。結果を、第11回世界脳卒中会議(WSC 2018、10月17~20日、モントリオール)で発表した。