微量食物混合パウダーでアレルギー予防

乳児期の投与による有効性をRCTで検証

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 食物アレルギーの予防には乳児期早期からの原因食物の摂取が有効だが、アナフィラキシーが発生しないよう適切かつ安全に実施する必要がある。にしむら小児科(大阪府)院長の西村龍夫氏は、自身らが行った、6種のアレルゲンを含む混合パウダー(MP)の有効性と安全性を検証した多施設共同ランダム化比較試験(RCT)の結果を第59回日本小児アレルギー学会(2022年11月12~13日)で報告。「特に既にさまざまな食物に感作されている、高リスクな乳児の食物アレルギー予防にはMPの投与が有効ではないか」と述べた。

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