サリルマブ、リウマチ性多発筋痛症に有効

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 リウマチ性多発筋痛症(PMR)患者ではステロイド漸減療法中に再燃が高頻度に生じることから、ステロイドの長期投与に伴う副作用のリスクが問題となる。米・Weill Cornell Medical CollegeのRobert F. Spiera氏らは、ステロイド漸減中に再燃したPMR患者を対象にインターロイキン(IL)-6阻害薬サリルマブの有効性と安全性を検討する第Ⅲ相多施設共同ランダム比較試験(RCT)SAPHYRを実施。その結果、プラセボ群に比べサリルマブ群では高い持続的寛解率が得られるとともにステロイド累積投与量の低減などの有効性が認められたと、N Engl J Med2023; 389: 1263-1272)に報告した。

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