職場の長期汚染物質曝露が肝疾患の一因に
代謝機能不全関連脂肪性肝疾患(metabolic dysfunction associated steatotic liver disease;MASLD)は世界人口の最大25~30%に発生していると言われているが、進行性慢性肝疾患 (ACLD)や幹細胞がん(HCC) に進行するケースはまれで、MASLD から ACLDやHCC に至る正確なメカニズムは依然として不明である。イタリア・University of BolognaのFrancesco Tovoli氏らは、職場での汚染物質曝露が重度のMASLDに及ぼす影響を評価するため、ACLDやHCC患者とそれ以外のMASLD患者を比較するパイロット試験を実施。「ACLDやHCC症例は、対照群に比べ金属やハロゲン系冷媒、燃料排出物などの汚染物質への曝露が有意に高く、汚染物質への曝露期間が21年以上の場合は発症が有意に高いことが示された」とDig Liver Dis(2023年12月26日オンライン版)に報告した。
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