PD-1/PD-L1阻害薬は、悪性黒色腫、メルケル細胞がん、局所進行性転移性皮膚扁平上皮がん(cSCC)などの適応を有するが、cSCCのサブタイプである偽がん性軟属腫(ケラトアカントーマ)に関する潜在的なリスクが懸念されている。米・University of Cincinnati College of MedicineのPushkar Aggarwal氏らはケラトアカントーマおよびcSCCについて、米食品医薬品局(FDA)有害事象報告システム(FAERS)における有害事象を分析。両薬による有意な安全性シグナルが認められるとJAMA Dermatol(2024年4月10日オンライン版)に報告した。