近年、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は数多くのがん種における有効性が示されているが、実臨床においては免疫関連有害事象(irAE)への対応が必要である。徳島大学大学院消化器内科学分野教授の高山哲治氏は第121回日本内科学会(4月12~14日)で、ICIの消化器毒性について講演。irAE腸炎およびirAE肝障害への対応について解説した(関連記事:「薬疹を起こしやすい意外な薬剤、対処法は?」)。