野生のチンパンジーは、体調がすぐれないときやケガをしたときに、薬効のある食用植物を意図的に選んで摂取している可能性のあることが、英オックスフォード大学のElodie Freymann氏らによる研究で明らかになった。ウガンダの2つのコミュニティーに属する51頭のチンパンジーの行動観察と、薬効を持つ可能性のある植物の薬理学的調査を組み合わせたこの研究の詳細は、「PLOS ONE」に6月20日掲載された。