米国で喉頭がん患者に対する喉頭移植が成功

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 Marty Kedianさんは長年にわたって声を失っていた。米マサチューセッツ州ヘイバーヒル出身のKedianさんは、まれなタイプの喉頭がんの治療のために何度も手術を受け、その結果、正常な嚥下機能と呼吸機能とともに声を奪われることになったのだ。Kedianさんは、「私は生存してはいたが、生きているとは言えなかった。どこへ行っても人と話すのが好きなのに、それができなかった。違和感を覚え、どこにも出かけようとしなかった」と振り返る。普段から社交的なKedianさんにとって、それは全くあり得ないことだった。「私は、野球観戦で周りに座っている知らない人たちと、試合が終わる頃には友達になっているような人間なんだ」とKedianさんは言う。

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