厚生労働省は8月23日、7月17日に改訂を指導した医薬品の重要な副作用などに関する詳しい情報を公表した(医薬品・医療機器等安全性情報No.412)。肺動脈性肺高血圧症治療薬のエポプロステノール(商品名フローラン)で腹水の記載が、非小細胞肺がん(NSCLC)に対する免疫チェックポイント阻害薬のニボルマブ(オプジーボ)+イピリムマブ(ヤーボイ)併用療法で脊髄炎、分子標的薬のチラブルチニブ(ベレキシブル)で重度の皮膚障害、ガドリニウム系造影剤のガドブトロール(ガドビスト)で急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、肺水腫に関する記載が追加された。(関連記事「免疫関連有害事象に逆引きマニュアル作成」)