遺伝的背景によらず、生活改善は肥満に有効

新たな肥満リスクスコアで検証

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 遺伝的に肥満リスクの高い人が健康的な生活習慣を取り入れた場合、どの程度リスクが低減できるかは明らかでない。岩手医科大学災害復興事業本部いわて東北メディカル・メガバンク機構生体情報解析部門特命准教授の須藤洋一氏らは、多数の一塩基多型に基づき個人の疾患リスクを算出する、新たなポリジェニックスコア(PGS)を開発。肥満リスク別に生活習慣の影響を検討した結果、遺伝的要因にかかわらず、健康的な生活習慣により全ての群でリスクが低下することが分かったと、J Hum Genet2024年8月22日オンライン版)に報告した(関連記事「肥満症対策に6つの提言」)。

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