乳幼児突然死症候群(SIDS)、窒息、原因不明による死亡は、まとめて「予期せぬ乳児の突然死(sudden unexpected infant death;SUID)」と呼ばれ、乳児死亡の大きな原因であり、米国では毎年約3,500件が報告されている。米・AI for Good Research LabのDarren Tanner氏らは、母親の肥満と乳児のSUIDの関連性を検討するコホート研究を実施。その結果、肥満の母親から生まれた乳児はSUIDのリスクが高く、母親のBMIが増えるほどSUIDリスクも増加していたとJAMA Pediatr(2024; 178: 906-913)に報告した(関連記事「乳幼児突然死、家族歴でリスク4倍」)。