米国では医学生の55%、医師の38%が女性と推計されているが、給与水準の高い分野(以下、高給群)における男女の実態は明らかでない。米・University of Michigan, Ann ArborのKarina Pereira-Lima氏らは、米国卒後医学教育認定評議会(ACGME)の卒後研修プログラム志望者と合格者における男女比を検討。その結果、「高給群に占める女性医師の割合は外科領域、非外科領域とも増加していた」とJAMA(2024年9月30日オンライン版)に報告した(関連記事:「女性外科医の手術は修練の機会は少ないが丁寧で安全?」)。