メトホルミンによるコントロールが不十分な成人の2型糖尿病患者にSGLT2阻害薬を追加した場合の有効性と安全性について、中国・Fudan UniversityのLeqing Xu氏らは、ランダム化比較試験(RCT)23件・9,144例を対象に11種類のSGLT2阻害薬を比較するベイズネットワークメタ解析(NMA)を実施。「良好な血糖コントロールと体重減少の観点から、カナグリフロジン300mg投与が最良の選択肢である可能性が示された」とBMJ Open(2025; 15: e088687)に発表した〔関連記事『「SGLT2」は高齢者向き、「GLP-1」は若年者向き?』〕。