近年、メラノーマや非小細胞肺がん(NSCLC)の治療において、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の投与開始時間帯が早いほど臨床的効果が高いことが報告されているが、進行胃がんでのエビデンスは不足している。久留米大学内科学講座消化器内科部門の田中俊光氏は、自施設において進行胃がん患者を対象にニボルマブの投与開始時間帯と予後との関連を後ろ向きに検討。結果を第111回日本消化器病学会(4月24~26日)で報告した。(関連記事「がん放射線療法、照射時間帯で副作用に差」)