前立腺がんへの放射性リガンド療法、国内導入に期待

自験例を踏まえ特徴を概説

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 177Lu-PSMA-617は、標的化合物(リガンド)と治療用放射性核種(ルテチウム-177)を組み合わせた放射性リガンド療法の静脈内注射薬。前立腺特異的膜抗原(PSMA)陽性の転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)を適応として、今年(2025年)中の国内承認が見込まれており、前立腺がんの新たな治療選択肢として期待されている。横浜市立大学大学院泌尿器腫瘍学特任教授/湘南鎌倉総合病院(神奈川県)前立腺センターセンター長の上村博司氏は、第112回日本泌尿器科学会(4月17~19日)で同薬の主な臨床試験の結果について概説し、自験例2例を紹介した。

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