フィネレノンはフレイルの程度を問わず心不全を改善

FINEARTS-HFの二次解析結果

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感染症ビジョナリーズ 感染症ビジョナリーズ

 英・University of GlasgowのJawad H. Butt氏らは、左室駆出率(LVEF)が軽度低下した心不全(HFmrEF)あるいはLVEFが保たれた心不全(HFpEF)患者に対する非ステロイド型ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬フィネレノンの有効性と安全性を検討したプラセボ対照ランダム化比較試験(RCT)FINEARTS-HFの事前に設定された二次解析結果JAMA Cardiol2025年6月18日オンライン版)に報告。「フィネレノンの主要評価項目(心血管死と心不全増悪総数の複合)に対する有効性は、フレイルの程度を問わず維持されていた」と述べている(関連記事「HFpEFにフィネレノンが有効」「MR拮抗薬、幅広い心不全で入院・死亡リスク減」「フィネレノンは広範な駆出率の心不全で有効」「フィネレノンのベネフィット、BMI高値例ほど大」「フィネレノン、心房細動の新規発症リスクを抑制」)。

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