切除不能食道がん、DpR 40%以上で予後良好
FP-ICI、イピ+ニボで検討

切除不能進行再発食道がんの治療では、KEYNOTE-590試験、CheckMate-648試験の結果を受けてがん免疫療法が広まりつつあるが、予後予測などに関するエビデンスはいまだ十分でない。がん・感染症センター都立駒込病院外科(食道)の藤原直人氏らは、自施設の切除不能進行再発食道がん患者を対象にがん免疫療法の治療戦略を検討する単施設後ろ向き研究を実施。「フルオロウラシル+シスプラチン(FP)+免疫チェックポイント阻害薬(ICI)併用療法施行例において、腫瘍縮小率(DpR)40%以上は予後良好と関連を示し、腫瘍の寛解状態への移行可能性を高めると考えられた。イピリムマブ+ニボルマブ併用療法施行例では、肺転移がない集団と比べ、ある集団で無増悪生存(PFS)が有意に良好だった」などの解析結果を第79回日本食道学会(6月26~27日)で報告した。
写真. 講演の様子

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