日本産科婦人科学会は7月17日、「本邦における多囊胞性卵巣症候群の治療指針(full version:以下、治療指針)」を公式サイトに掲出した。以前の「多囊胞性卵巣症候群の治療指針」は2008年に作成されたが、発表以降に蓄積された最新の知見を取り入れ、2023~24年度に同学会員を対象に実施した大規模なアンケート結果も踏まえて改訂された。挙児希望の有無に応じた治療を基盤とし、きめ細かな対応が提⽰されている。