ペットの飼育は、孤独感の軽減や幼少期の情緒的サポートなど、心理的な便益をもたらすことが知られている。しかし、イラン・Shiraz University of Medical SciencesのReza Moshfeghinia氏らは、日本を含む12カ国の21研究・15万9,322例を対象としたシステマチックレビューとメタ解析の結果、「ネコの飼育とうつ病リスクに有意な関連が認められた」とAnn Gen Psychiatry(2025; 24: 66)に報告した。(関連記事「ペット犬が児童のメンタルヘルスを改善」)