ファイザー社の修飾ヌクレオシドを用いたメッセンジャーRNA(modRNA)インフルエンザワクチン(以下、modRNAワクチン)は、標準的なインフルエンザワクチンと比べて有効性の高いことが、大規模な第3相試験において示された。このインフルエンザワクチンは、同社の新型コロナワクチンに使用されたのと同じタイプのmRNA技術を利用している。米East-West Medical Research InstituteのDavid Fitz-Patrick氏らによるこの研究結果は、「The New England Journal of Medicine(NEJM)」に11月19日掲載された。