東京都健康長寿医療センター循環器内科部長の石川讓治氏らは、同センターフレイル外来における高齢患者の脈圧と認知機能、フレイルなどとの関連を報告している。同氏は第47回日本高血圧学会(10月17日~19日)でこれまでの検討結果を解説し、脈圧がライフステージによって変化する点を指摘。「高齢患者では、動脈スティフネスと1回拍出量のバランスを考慮してほしい」と呼びかけた。(関連記事「動脈硬化・血管不全に基づくHFpEF治療」)