新年のご挨拶
変化の年を経て、臨床に資する情報を

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日々の診療、研究、教育の最前線に立たれている先生方に、心より敬意を表します。
2025年は、病院経営の厳しさや地域医療の疲弊など、日本の医療制度が抱える課題が改めて顕在化した1年でした。他方、医療DXや生成AIの台頭で医療情報を取り巻く環境は大きく変化し、「情報の量と速度」がこれまでになく増した年でもありました。制度改定と技術革新が同時進行する中で、先生方はこれまで以上に「何を、どのように判断するか」が問われた年だったのではないでしょうか。
こうした時代において、医療メディアの役割もまた問い直されています。私たちは、事実に基づく信頼性と客観性を大前提に、膨大な情報に文脈を与え、論点を整理し、考える手がかりを提示するメディアの独自性を追求してまいります。AIの利点を取り入れながらも、あくまで「編集者が責任をもって紙面をつくること」の意味を大切にしたいと考えています。本年も、忙しい診療の合間に「意味のある情報」に接していただけるよう、編集部一同、より充実した紙面づくりに取り組んでまいります。
新年最初の企画として、「2026年医学はこうなる」を特集しました。これまでMedical Tribuneにご登場いただいた先生方に、2025年の回顧と2026年の展望をお寄せいただいています。年明けのひとときに、ぜひご一読ください。
2026年が、先生方にとって実り多い1年となることを、心より祈念申し上げます。
Medical Tribune編集長
メディア事業本部本部長
平山茂樹
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