フィンランド・University of TurkuのPaulina Salminen氏らは、単純性急性虫垂炎の成人患者を対象に開腹虫垂切除術と広域抗菌薬による治療を比較した多施設非盲検ランダム化比較試験(RCT)APPACの10年追跡結果をJAMA(2026年1月21日オンライン版)に発表した。抗菌薬治療群における虫垂炎の再発率は37.8%、虫垂切除術の施行率は44.3%で、合併症の発生率は虫垂切除術後と比べて有意に低かった。抗菌薬治療が成人の単純性急性虫垂炎に対する有効かつ安全な選択肢で、全例手術は不要な時代の到来が示唆された。(関連記事「小児虫垂炎、抗菌薬が切除術に匹敵」)